株主優待クロスはマイナス金利導入以降増えた

世間では少ないお金でもコツコツと貯めることが美徳のようにいわれている傾向にあります。

 

株式投資で株主優待クロス取引を使ってリスクをほぼゼロにして株主優待をもらうというやり方が流行っています。

 

しかし、株主優待を実施している企業も短期的な株主にはあまり良い顔をしません。

 

なぜならば、権利日だけ株主が増えた結果、株主優待として払わなければならない金額が企業の想定していた金額よりも大幅に増えているので、企業は相次いで瞬間株主には株主優待をくれなくなりました。

 

つまり、株式を一年以上保有した株主のみに株主優待を実施したりするやり方です。
企業も様々な防衛線をはって自社の利益の流失を食い止めようとしています。

 

その流れの中で株主優待での「お土産の廃止」もその一つです。

 

株主優待のお土産が交通費を払ってでもペイするお土産だということが分かると、株主優待クロスを行なっていた株主はお土産をもらために株主総会に行きます。

 

もちろん、一社だけ行くのではなく、様々な企業の株主総会をはしごしてお土産だけもらうのです。
しかし、最近では株主総会でも土産目当ての株主が増えたので、企業としては経費削減として株主総会の土産を廃止しています。

 

仮に定期貯金の金利が2%以上あれば株主優待クロスを行なったり株主総会にお土産目当てに出席する人は少なかったのかもしれませんが、マイナス金利の影響で貯金していた人たちが「銀行に預けるくらいならば株主優待クロス取引でまわしたほうが利回りがいい。」

 

といって株主優待クロスに精を出してその分をネットオークションで売却して現金化しているのです。

 

参考:資産運用